横浜ランドマークタワーの山名注記の問題
2014年10月
台風一過の10月14日、ランドマークタワー69階のスカイガーデンを訪れた。
予想に違わぬ大展望で、来訪者は皆満足気であった。
ところで、見えている山の名前を知りたくて、窓の上にある展望案内盤を眺めてみたが、僅かしか書いてない。しかも、それが間違っている!
カシミール3Dでシミュレーション画像を作り、比較してみた結果を以下に記す。
▼ランドマークタワーの展望案内盤
▼対応するカシミール画像
「高尾山」が示しているのは大菩薩の山並みである。高さも水平位置も異なっている。
「秩父山地」は間違いではないが、この表現は非常に広義であり、ピンポイントで示すには不適切である。
丹沢山地も同様だが、最高峰の蛭ヶ岳の付近なので、まあ許容の範囲ではある。
それにしても、これだけの山並みに対して、山名注記はわずかに4つ。しかもその内の一つは完全な間違いである。
これが、横浜市最高所からの山名の展望説明とは嘆かわしい限りである。
横浜は港町ではあるが、富士山や丹沢は言うまでも無く、南アルプスを含め山のよく見える「望岳都」でもある。
山の名を知ることは山に親しみ、自然を身近に感じ、ひいては防災意識を高めることにも通じる、今の時代に不可欠のことである。そういう観点からも、このような展望案内盤には、正確で適切な山名表記が望まれる。
一日も早い改善を願うものである。
(参考)高尾山の位置
さらに拡大した実写。知名度は抜群だが、識別できるような山ではない。赤丸はパラボラアンテナ。
(参考)スカイガーデンの様子
上記とは90度違う方向
(参考) 1995年に市民グラフ用に描いたここからの詳細な山岳展望図