不老園(甲府市)の南アルプス方面の展望板の問題点
2019年3月2日調査
2019年3月
甲府市の不老園には2箇所展望板ががあります。富士山方面と南アルプス方面です。
明瞭な写真に、適切な山名注記がなされています。
しかし、南アルプス方面の展望板には幾つか問題点があります。
下は展望板の写真を拡大したものです。
これと同じ範囲のCGを地図ソフトカシミール3Dで作成してみました。
地名は、展望板にあるものに幾つか付け加えてあります。
●考察
1.荒川岳という表記はこれでよいか?
 荒川岳は、悪沢岳(東岳)、荒川前岳、荒川中岳の三山の総称として用いる場合と、悪沢岳とは区別して、前岳、中岳について用いる場合がある。展望板には標高が記してあるので、これは最高峰の悪沢岳であることは間違いない。そうすると、日本百名山に該当するが、それが落ちている(日本百名山には荒川岳はなく悪沢岳となっている)。
 荒川岳を悪沢岳と直し、日本百名山の注記を加えるか、直さない場合も、日本百名山の注記は加える必要がある。
2.櫛形山の位置
 櫛形山は山頂が広いので、その中央部に注記を持ってきたものと思われる。但し、最高地点の2052mは、CGの位置になる。
 間違いではないが、一応指摘しておきたい。
3.農鳥岳の位置
 農鳥岳と西農鳥岳を一括して農鳥岳と呼ぶことはあるので、間違いではないが、正確にはCGのようになる。これも一応指摘しておきたい。
4.間ノ岳の標高は変更されたので訂正が必要
 間ノ岳の標高は2014年4月に3189mから3190mに変更になった。この展望板が作成されたのがそれ以前であれば仕方ないが、いずれにせよ、変更になっているので、訂正が必要である。
5.千頭星山は辻山の誤り
 千頭星山という注記は誤りで、CGのように辻山である。千頭星山はスカイラインは作らず、手前になる。これは明白な誤りである。
※冒頭で述べたように、明瞭な写真に適切な注記量で、良好な展望板です。ただし、作成(写真撮影)年次がなく、作成主体の記載もないのは問題です。上記を検討され、訂正される時には、作成に関わる事項を是非加えてください。
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