東海道新幹線からの富士山 
2010年1月1日  (2018年1月11日、2019年12月5日)
2011年4月  2019年12月
2010年の元旦に乗った(撮った)ものです。ようやくまとめることができました。撮影地点も分かっていますのでいずれ(遠い先(^_^;))地図もお示ししたいと思います。お気づきの点があれば、こちらまでお知らせください。
2018年、2019年撮影の写真を適宜加筆、リンクをはっています(2019年12月記載)。

東京〜新横浜
 富士山が最初に見えるのは、品川駅の少し先、山手線が新宿方面にカーブしているところですが、実際に見るのは至難の業でしょう。
 大都会の中を通りぬけるので、富士山が見えることを意識する人は少ないと思いますが、ビルの谷間に案外多くのビューポイントがあります。富士山が白化粧をしている時期には、丹沢山地の上にくっきりと望むことができます。顔を出す位置がだんだん動き、鶴見川を越えるところでは、大山と塔ノ岳の間に覗きます。
 細長い円柱形の新横浜プリンスホテルが見えれば、ほどなく新横浜駅です。
有楽町付近
品川駅
237 最初に見えるポイント  こちら参照。
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302 
305 見えていない
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341 鶴見川
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361 新横浜駅
●新横浜〜三島
ホームからもダイヤモンド富士を見ることもできる新横浜駅を過ぎて少し行くと、右に富士山、左にランドマークタワーが見える所があります。「高さ日本1の、山とビルの取り合わせである。見られる時間は僅かだから、すばやく首を左右に振らなければ両方を見ることができない」ということを日本地図センター理事長の野々村さんに教わりましたが、私自身はまだ見ていません。
新横浜を過ぎると、富士山は大山の左に来ます。横浜市西部から大和市にかけては進行方向に近くなるので、右側車窓からの撮影はちょっと苦しくなります。相模川を渡り、相模平野に入ると、大山がピラミダルな姿を見せ、大山講信仰の山であることを納得させてくれます。富士山はその左に離れて、独立峰としてすっきりとした姿を見せてくれます。全容を望める貴重な区間です。左裾にくるのは矢倉岳で、金時山ではありませんので、お間違えのないように。
 ほどなく、大磯丘陵に入ります。斜面の住宅街により隠される場所を含め、消え富士が楽しめるところです。短いトンネルを幾つか抜けると、足柄平野です。日本の活断層の中で地震発生確率が相対的に高いと言われる「神縄・松田・国府津断層帯」を通過したことになります。
富士山は、箱根外輪山の足柄峠の上に姿を現します。先ほどの矢倉岳が今度は右裾に移動しています。外輪山の右に下る長い稜線をだんだん左に移動して、酒匂川の鉄橋を渡り小田原駅に着く手前で箱根の外輪山に隠れてしまいます。分かりやすい教科書的な消え富士ポイントです。
長い、8q近い新丹那トンネルの後、更に短いトンネルを幾つか抜け、あっ、富士山だと久しぶりの再会を喜んでいる内に三島駅に到着します。
367 新横浜駅
376
382 鶴ヶ峰駅前の高層マンション?
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528 消え富士完了寸前
533
552 小田原駅
569 熱海駅
576 新丹那トンネルを抜けた後
579
582
588
●三島〜静岡   紅富士はこちら
 一番のハイライトが、三島駅から富士川を渡るまでの区間です。
 三島駅では愛鷹山の右側に、宝永火口が大きな口を開けた姿を見せています。新富士に向かうにつれ、愛鷹山の上を右から左に移動し、見かけ上一番高く見える狭義の愛鷹山(1188m)のために瞬間「消え富士」になります。その後愛鷹山の左側両線を滑るように移動しながら段々裾野まで姿を見せるようになり、愛鷹山の影響がなくなった岳南地方からは文句なしの富士山が車窓一杯に広がります。連写すると自動的に撮影地点が移動するので、立体視用の撮影をすることになります。地図の雑誌に「浮き上がる富士」と題した立体視の報告をしたこともありました。
 なお、製紙工場の煙突から白い煙が絶えることがありません。景観的にもそぐわないのですが、それが日本の現実でもあります。
工場や建物が目立たないのは新富士駅を過ぎてから富士川鉄橋までの間です。富士山頂剣ヶ峯が富士山頂の左側に来るので、左側稜線が山頂まで急傾斜で迫るように見え、迫力があります。右側稜線にはつんとすました感じの宝永山がアクセントになります。締めくくりは富士川鉄橋を渡るところです。手前の白いアーチの橋は水道橋で(地形図には「送水管」と記載)、これとのツーショットはこの区間の象徴的な景観です。在来線や東名高速の橋はその奥、上流側になります。
 富士川を渡り終えると、すぐに蒲原丘陵などのトンネルに入り富士山展望はいったん終わりです。袖(そで)師(し)トンネルを抜けると静岡市街地になり、少々苦しい姿勢を厭わずに右後方を向けば、蒲原丘陵越しの富士山を静岡駅の直前まで眺めることができます。
596 三島駅
602
615
627
632
634 消え富士寸前
635 消え富士!
636 見え富士!
637
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680
683
703
2018年1月11日 172
722 元旦なのにこの煙
726 新富士駅
731 新富士駅からはブルドーザーの道もわかる
738
743
749
751
769
2018年1月11日 182
(参考)知人より 2019年2月9日
808
811
815
838
843
静岡以西
 静岡以西では一か所、マニアックなビューポイントがあります。新幹線の「左富士」です2019年12月在来線には全部で9か所左富士があるとされていますが、新幹線はカーブが少ないこともあって、静岡駅を過ぎてからすぐの1か所だけです(但し、上記の品川駅付近もその可能性があります。そういう報告をしているサイトがあります。http://bit.ly/8FgWxw)。安倍川の鉄橋を渡ると、左に大きくカーブするのですが、そこから海側の車窓に、用(もち)宗(むね)トンネルに入るまでの約30秒間、左富士を眺めることができます。窓の左枠からまずは愛鷹山が見え、その後、富士山の右側斜面の裾から徐々に山頂部にかけて見えてきます。
 写真は、ごく普通の車窓富士のように見えますが、マニアにとっては大変価値のあるものです。家屋や電線・電柱が煩わしくないという意味でも、貴重な一枚です。まもなく左枠の方へ移動していき、最後は、東名高速道路の橋脚に隠されてしまい、30秒のドラマが終わります。
 この後、焼津市から掛川市のあたりまでは、東名高速に対し内陸側を走ることもあって展望は今一つです。大井川を渡るところはポイントの一つです。掛川駅を出たところで、掛川城と富士山とのツーショットが期待できそうですが、ご覧になった方はあるでしょうか。その先で東名とクロスして、海側に向かいます。天竜川の鉄橋でははっきり確認できます。距離が伸びてくるので段々見えにくくなりますが、浜名湖から豊橋市に向かっては、線路が西から西北西に変わって行くので、方向的には今までより見やすくなります。湖越しの富士山は絵になるので、何とか浜名湖と一緒の富士山を狙いたいものです。
 そろそろ見える限界の地がどこか、気になってきます。豊橋をこえ、在来線では愛(あい)知(ち)御(み)津(と)駅の付近です。(143q)。可視マップで表示される区域です。東北東の方向なので、西北西に向かう列車の進行方向からすれば角度的には難しくはありませんが、気象条件次第です。掲載している写真は2010年元旦に撮影したもので、冬型の気圧配置が強すぎたのか豊橋付近では雪が舞い始めるほどで、証拠写真はもちろん、肉眼での確認もできていません。
 新幹線に乗る機会の多い方の協力も得て、是非証拠写真を見てみたいと思います。
853 静岡駅
869 安部川
877 左富士開始
910
913 電柱・電線が何とも
923
937
940 東名高速の橋脚 左富士終了
969 大井川
2019年12月5日 1487 大井川
980 掛川城
2019年12月5日 1492
1493
1494  ぶれているが背後に富士山
2018年1月11日 305
991 天竜川
2018年1月11日 106 天竜川 富士山は右側(写真には写っていない)
2018年1月11日 107 天竜川
2018年1月11日 108 天竜川
2019年12月5日 1516 天竜川
1004 浜松駅
2018年1月11日 200 浜名湖
2018年1月11日 206 浜名湖
2018年1月11日 217 浜名湖
2019年12月5日7時11分 1560 浜名湖
1030 浜名湖
2018年1月11日 550 浜名湖
2018年1月11日 559  愛知県豊橋市中原町
2018年1月11日 230 特徴的な岩峯とツーショット 右側に見えています。愛知県豊橋市二川町
2018年1月11日 231 特徴的な岩峯とツーショット 現時点で撮影できた最遠の場所。富士山まで約136q。
富士山可視マップ
1052 豊橋駅
表紙