|
||||||||||||||||||||||||||||
| 以下は、@nifty「山の展望と地図のフォーラム」の地図の広場に書いた内容です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 世界地図上で距離を測定するには、正距図法を使う必要があります。その場合も限られた方向だけです。例えば正距方位図法では、中心からしか正しい距離が測れません(なお、サンソン図法は、緯線は実長ですから、緯線上では「正距」です)。 以上は、教科書的な説明です。間違いではありません。 しかし、実用上は、二点を直線で結び、縮尺の逆数をかけて求めるという、普通の方法(大縮尺の地図で行う方法<地表面を球面と考えなくてよい>)でも大きな違いはないようです。 ジオスタジオを使って、手作業で確かめてみました。
(拡大率・縮小率は実際の長さとの比率。1.0は実長であることを示す) エケルト第6や、モルワイデの場合、まるで正距図法であるかのようです。さすがにメルカトルやミラーは長くなりすぎますが。 方位については、正方位法を用いないと誤差が非常に大きくなりますが、距離については、アバウトでよければ、図法を気にせず、2点を直線で結びその距離をはかっても大きな問題はなさそうです(同じ長さでもその2点がどこにあるかによって、誤差の大きさが違ってきます。追ってその点検もしたいと思います)。 |
||||||||||||||||||||||||||||
| 投稿には図がなかったので、以下2点例示します。3億分の1の設定で描いた東京中心の正距方位図法です。東京〜ブラジリアはこのようになります。 | ||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||
| 同縮尺で描いたエケルト第6図法です。方位は90度ずれますが、長さはほとんど同じということがおわかりでしょう。ちなみに、この直線は、もちろん方位を示すものではなく、等角航路(航程線)でもありません。図上で引いた直線、以外の意味はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||||