これが、この間新聞やテレビで話題になった富士山の県境をめぐる問題の、きっかけになったページです。
現在は、こちらで加筆などしています。 
6月8日追記
士山の、静岡、山梨県境が確定!?

地理院地図を使った作業では、です。
2014年5月27日
ご承知のように、富士山の県境(静岡、山梨)は確定していません。
しかし、明治21年測図5万1地形図「冨士山」 には、県境が記されていました。その後、何らかの事情で未定(空白)になったまま、現在に至っています(世界遺産登録が契機になるかとも言われていたようですが)。
20万分の1地勢図「甲府」(平成17年発行)
国土地理院がインターネット公開している「地理院地図」でも、もちろん同様の表現です。
この地図では、紫の一点鎖線が県境です。左側の剣ヶ峯、右側の小富士間が空白になっています。
ところで、地理院地図は、右クリックをすると、位置情報などが表示されます。その最初が「住所」なのです。
この未定の地域がどう表示されるのか当然ながら気になりますね。「未定」と表示されるのか、そもそも空欄のままなのか。
剣ヶ峯の付近でクリックしたのが、下の図です。
どうやら、地理院地図が持っているデータには空白は無いようです。県境と想定される場所でこの機能を繰り返し使っていけば、境界線が引けるのではないか。
ということで、早速行ってみました。
× に注目。同じような図が続きます。悪しからず。
山梨と静岡が変わる場所に注目したわけです(当たり前ですね)。
以上の結果をざっくりとですか、線で示してみました。
火口をほぼ半分に分ける、妥当な線になったようです。
同様なやり方で、東側の、小富士山方面への未定区間も線を引くことができます。
しかし、
これでは最高地点剣ヶ峯は、山梨県のものでは無くなります。
山梨県は承服しないでしょうね。山梨県としては以下を主張するのではないでしょうか。
ただ、現時点の国土地理院のデータでは、こうはなりません。
世界遺産登録に関わって、両県の協同が盛んになっているように思われます。無用の対立を引き起こさないために、県境確定は先送り、が大人の知恵なのでしょうか。
地理院地図のデータは何に基づくものなのか、両県はこのことをどのように思うのか、機会があれば尋ねてみたいと思います。
5月29日 追記
東京の中央防波堤外側埋立地の帰属が問題になっています(江東区と大田区の間で課題)。こうした場合は、どう表現されるでしょうか。
東京都には所属するが未定である旨が表示されます。
となると、富士山の場合、いよいよ気になりますね(^_^;)。
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