VISCOPE(ヴィスコープ)という展望情報付き望遠鏡
2019年8月
 2019年7月下旬、ツアーでスイスに行きました。スイスアルプスを代表する山岳展望地のゴルナーグラートにユニークな望遠鏡があることを添乗員さんに教えて貰いました。覗くと山名などが表示されるというものです。無料で使えます(日本とは大違い(^_^;))。
 4基設置してありました。
 概観はこんな感じです(2019年7月撮影)。なかなか大きなものです。横43p、高さ1.5m強。
 覗いてみると、見えている山の名前だけでなく、登山ルートなども表示されるのです。接眼部は男の人が見ている反対側です。
 以下はコンデジを接眼部にくっつけて撮影したものです。
 展望案内板は、形態にもよりますが、現地(山)との照合がなかなか難しく、見えている山がどれなのかすぐにはわからない場合があります。しかし、これは見えている山にぴったり重なるので、迷うことはありません。

 単眼鏡を覗くと中に方位目盛が表示され、対象物の方位をピンポイントで知ることができるコンパスグラスという器具を思い出しました。ただ、ヴィスコープには地名をはじめ色々な情報が示されるのが大きな特徴です。 
(コンパスグラス)
 検索してみてわかったことを記します。
 VISCOPEは、Visual Information Scope に由来する名称のようです。山の名前や登山道、山小屋など山に関する情報を正確に表示する新しいタイプの観光望遠鏡です。電源もバッテリーも不要で、山へ設置しても故障することなく、長期間の使用が可能です。
 水平方向に360°回転できますが、垂直方向へは動かせません。画角は35度で固定されています。
 オーストリアのインスブルックにあるidee Concept & Exhibition Engineering という会社が作製しています。
 同社のウェブサイトには設置場所の地図が載っています(すぐ下の地図)。残念ながら日本にはありません(知人に問い合わせてもらいましたが、確かにまだ日本には送っていないという返事でした)。
 かなりの値段がしそうですが、日本アルプスのどこかに設置されることを期待します(展望ガイドは失業してしまいますが(^_^;))。
●関連サイト
  画像とあわせてご紹介します。 
1.http://optomech.at/produkte/viscope
作成会社。ダウンロードできるカタログには英語版もあります。
2.https://www.gornergratbahn.ch/en/summer/discover/the-viewing-platform/
ゴルナーグラートに設置してあるVISCOPEのサイト
3.https://pizol.com/sommer-erleben/wandern/76/viscope?lang=en_GB
ザンクトガレン州の山、pizol(ピオル)に設置してあるVISCOPEのサイト
●カタログより
 知人がidee Concept & Exhibition Engineering社に問い合わせた時の回答に添付されていた資料を掲載します。
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