地理院地図では同一縮尺で国土を眺めることができない
2015年3月
今更ですが、地理院地図の投影法はメルカトル図法です。ということは、高緯度ほど拡大されます。
地理院地図は、縮尺を変えていなくても、上下(南北)方向にスクロールすると、勝手に!縮尺が変わっていきます。
画面の左下に表示されるスケールが違ってきます。
北海道と沖縄で比較してみましょう。

北海道

沖縄
スケールだけ並べてみましょう。
違いがはっきりわかりますね。
画面を分割して並べてみる場合も、当然ながら、同一縮尺にすることはできません。
10qというスケールが表示されていますが、その長さが違います。
これによる実害があるかどうかはわかりませんが、国土を同一縮尺で眺めることができないというのは、国土の基本的な情報を提供する地理院地図の性格からして問題はないでしょうか。
同一縮尺に設定して表示できるオプションがあってもよいのではないかと思いますが、それは技術的にできないことでしょうか。
なお、地理院地図(電子国土)の場所による縮尺の違いは、高校入試問題(社会科)になったこともあります。
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