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| 日本第2位の高峰である北岳の標高は3192mとなっています。これは、山頂にある三等三角点の値によっています(3192.39m)。国土地理院の「三角点・多角点情報表示」を参照して下さい(これによれば「点の記」は作成されていません)。 | ||||||||||||||
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| しかし、現地には、三角点の標石の表面より高いと思われる岩が、10m程度南側にあります。下は、三角点のある位置からその岩の方向を眺めたものです。 | ||||||||||||||
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| 近くで撮った写真がこれです。 | ||||||||||||||
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| これは、逆に、その岩から三角点方向を見たものです。 | ||||||||||||||
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| 両者の中間点付近からパノラマ撮影をして見ました。右の○が三角点です。これでは小さいので、拡大画像を こちら でご覧下さい。 | ||||||||||||||
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| とりあえずの結論 | ||||||||||||||
| 現地での観察の結果、三角点の標石の表面より少なくとも岩の表面が11pは高いと判断しました。ということは、岩の表面は3192.50m以上になります。つまり3193mということです。 付近にある岩が三角点より高いために、山頂の標高が変わった例が沢山あります。著名なものに、開聞岳(2001年)や、日光の男体山(2003年)があります(もしかしたらそのきっかけになったのは、この小文です)。この北岳も同様のケースになると思います。 |
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| 今まで話題にならなかった理由など | ||||||||||||||
| 山の高さの見直しが話題になっていますが、北岳についてはどうだったでしょうか。第1稿作成時点では見た記憶がありません。 三角点のある地表面より岩のある場所の地表面が少し下がっているということ、その岩も、開聞岳や男体山ほど高くないこと、また、三角点との位置が前2者よりは離れているということ、もあって、意識されなかったのではないでしょうか。 それにしても、日本第2位の高峰です。1mとはいえ、標高が変わるのは、“大問題”と思います。国土地理院には精査をしていただき、日本第2位の高峰の真の高さを明らかにしてほしいと思います。 |
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| ▲@nifty「山の展望と地図のフォーラム」で寄せられた意見はこちら。 | ||||||||||||||
| 2004年10月15日追加 | ||||||||||||||
| 今回の問題提起を受けて地理院は、調査を行ってくれました。天気などによっては来シーズンになるかもしれないとのことでしたが、幸い順調に作業ができたようです。その結果が2004年10月15日記者発表されました。内容は、 標高3,193mに改定します−三角点より80cm高い地点を確認− ということで、やはり1m高くなりました(^_^)。
色々アドバイス下さった「山の展望と地図のフォーラム」の会員や、国土地理院関係者の皆さんに御礼申し上げます。 |
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| 2004年10月27日追加 | ||||||||||||||
| 新聞報道 10月9日「山梨日日新聞」(発表前なので、計算中、という内容)。10月16日「朝日新聞」(本紙)、10月16日「asahi.com : MYTOWN : 山梨」など。 10月26日 「しんぶん赤旗」紙には、詳しい経過が掲載されました。 |
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| 2005年6月18日追加 | ||||||||||||||
| 日本第二の高山「北岳」の標高を改訂(国土地理院広報2004年11月) | ||||||||||||||
| 北岳 標高3193mに(南アルプスNET) 更新2004年10月16日 | ||||||||||||||
| ▼問題提起▲北奥千丈岳も高くなる? 2005年6月16日発表 | ||||||||||||||
| 2008年5月1日追加 | ||||||||||||||
| 20万分1地勢図「甲府」の北岳の標高が3199mになっていました。3年近くそのままになっていたのです。たまたま知人からこの情報を得て、早速地理院に連絡したところ、直しますとのこと。北岳の標高に拘っている者の1人としてホッとしています。と同時に、何故今まで誰も指摘しなかったのだろうかと不思議に思うほどです。と言いつつ、私も確かめていませんでしたが。 経過などはこちらをご覧下さい。「山の展望と地図のフォーラム」でも話題にしました。 |
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