地理A自由課題 4月分(整理途中)
2010年4月
(1)中国が北京標準時だけとなっている理由として考えられることは何か?
4組某さん

中国で、単一の標準時間が使われている 理由は、沿岸沿い(東側)に大都市が集中しており、政府も田舎のことまで考えていないと思われる。比較的西の大都市と言え ば、重慶があるが、ここなら北京標準時間でなんとかカバーできる範囲であるのでわざわざ作る必要はないと考えたのだろう。また、新疆 は、ウィグル族が多く住んでいるので、漢民族の時間に強引に合わせようという共産党の狙いもあると思われる。先生がおっしゃった中国でのチベットの 地震のことも、対応が遅いとのこと。やはり都市部と田舎の格差はあるようで、中国ではそれが特にはっきりしている。

cm2君
・自分の考え
  中国は東西に広く、アメリカと同じように西端と東端では何時間もの差が生まれる。  しかし、どうして北京標準時を使うのか。
  僕は、中国の持つ「中華思想」に基づいて、首都である北京が中心であるということを  強く印象付けるために利便性を放棄したのではないかと考えた。

・調べてみて
  実は中国でも「北京時」「重慶時」「ウルムチ時」の3つの時間帯が使われていた。
  しかし、中国が広大であるため、それぞれの時間を使ってしまうと政治運用などの実用性に乏しいらしい。
  よって、中国の標準時は、公的には北京標準時が用いられる。
  アメリカは、それぞれの州が各々大きな力を持っているために平気なのだろうか…?
4組某君
まず一つは、中国の東西の人々の意識の違いです。
東の大都市に住む人達にとって、時刻はスケジュールを考えたりする上などで重要です。西洋人のような意識とでも言えると思います。
一方、西の方に住む人達は、時間について細かく考えず、太陽と共に一日を過ごすような感じになっているのだと思います。
だから東に合わせた標準時のみ必要なのではないでしょうか。

もう一つは、中国が社会主義国家だと言うことです。
社会主義はいろいろと国有化、統一するので、それを時刻にも適用したのでは、と思いました。

昨日の今日なのでディテールまで調べられていませんが、今まで僕が学んだことも考慮しました。
某君
僕は中国とアメリカを比較して考えました。
アメリカには色んな地域に発展した都市があるが、中国には臨海部に発展した都市が集中している。アメリカの場合時間を計算するとき標 準時じゃない都市は面倒なのでいくつか標準時を設定してある。中国はさっきの理由から標準時は1つで十分なんじゃないかと思いま す。
2組某さん
4(3)B<3>
◆1902年、清の政府が東経120度の地方時を「海岸時」とした。
 1912年、北京の中央気象台が全国を崑崙時区(UTC+5:30)、新蔵時区(UTC+6)、隴 蜀時区(UTC+7)、中原標準時区(UTC+8)、長白時区(UTC+8:30)の5つの時間帯に区分した。
 1939年3月9日、中華民国内政部が召集した標準時間会議で、1912年に定められた時間帯を中 華民国の標準時間帯とすることが確認された。
 1949年、中国大陸では「中原標準時間」の名称のままとしたが、「台北時間」あるいは「国家標準 時間」とも呼ばれる。
◇1つしかない理由は、中国の国土が東西にも広いわりに、人口は東部に集中しているから。
 西部にはあまり人が住んでおらず、わざわざ標準時をかえるほどでもない。
 例えば、アメリカやロシアは国土は中国と同じように東西に広く、人口が東部と西部にわかれて集中し ているので、標準時がいくつもある。
 標準時は真夜中を0時と決めてしまっているから必要なだけで、もし真夜中が7時だと決められていた ら人々もそれに慣れていくだろうから、中国では特に不便しているわけでもないと思う。
 
4組 REIDさん 

@やはり一番大きな理由としては、経 済活動の効率化だと思います。首都との連携も密になる上に、「北京時間」という名称は、北京に対する意識をも高めます。

((参考:実は、これと同じ理由で ロシアにおいて328日、国内の標準時間帯 の区分が11か ら9に削減 されました。これにより5つ の自治体では今回、モスクワとの時差が1時 間縮められ、西端の飛び地カリーニングラード州との国内最大の時差も10時間から9時間に縮められました。地方政府は連邦政府との連携が密になると して歓迎しているそうですが、一部住民からは「ただでさえ冬の日照時間が少ないのに、それに加えて早い時間に日が暮れてしまう」と不 満の声も上がっており、また、健康面への影響ととともに、交通事故や電力消費が増える弊害が懸念されているようです。これ を提案したメドベージェフ大統領は、さらに、ウラルとシベリアで一層の標準時統合を進め ること、夏時間の廃止ついても検討を促しているそうです。

Aすでに何人かが指摘していること ですが、東側に大きな都市が集中していることだと思います。それに加えて、東側の地域に合わせれば、それより西の地域でも 日照時間を有効的に活用できるようになります。←ドイツやフランスなど欧州では東寄りに標準時を設定している国も多いで す。

((参考:実は、これと同じ理由 で、日本でも標準時改正(南 鳥島を通る東経150度 線基準へ)の 動きがあるようです。これによって早起き習慣が根付き、夏期は涼しい早朝に活動を開始、冬期はまだ明るいうちに下校・退 社、よって消費電力削減効果も期待できます。また、経済活動が集中する東日本で日中時間を有効活用できるため、経済効果は2兆円に上るそうです。しかし一方 で、「冬は朝暗いうちから登校しなければならない」、「明石市は“時の町”が売りの一つだけに心配」といった声も上がっています。こ の件を発案した清水宏一さんは、今夏にも国に提案するそうです。

  

参考資料: 中国新聞    京都新聞

(2)標準時が必ずしも経線にそっておらず近くても微妙に違いがある理由
4組某さん

 元々、標準時がないときには太陽の位置に合わせて時計を合わせていた。そのためその地域の人たちにとってよりしっくりくる時刻にしたと思われる。そのため10分のちがいでもそ こに住む人たちにとっては重要なのではないだろうか。
 またその地域の習慣、宗教にも時刻は関係してくるた め、より適した時間に合わせようとしたのかもしれない。

(3)時差ぼけについて
2組某さん

「時差ぼけが生じる理由」

 時差ぼけは英語でjet lag

 数時間以上の時差がある地域間を飛行機で短時間で移動した際に生じます。

  私も飛行機でフランスに行くことがよくあるのですが、飛行機の中で日本時間のままで過ごしていると、フランスに行ってから辛い思いをします。そこで、飛行機に乗った時から、自分の腕時計をフランス時間に合わせるのですが、飛行機の中で寝てしまったり、2回ご飯を食べたりしていると、どうしてもおなかの調子が狂ってきてしまいます。辛いのは最初の2日ぐらいなので、すぐ復活しますが。 

東回りと西回りでは、時差ぼけの生じ方も変わってきます。

東へ進む時は1日が短くなります。体内時間がまだ夜中のうちに、時差の都合で朝に着いてしまいます。睡眠も取れないので、より疲れるそうです。(実際、正午に成田を出て、ロサンゼルスに向かって、12時間飛行機に乗っていたとすると、日本時間だと夜の0時ですが、現地時間は朝の7時になります!)

一方西へ進む時は1日が長くなります。(例えば、正午に成田を出て、パリに向かって、12時間飛行機に乗っていたとすると、日本時間だと夜の0時であるところが、現地時間では夕方の4時か5時なので、現地に着いてから、夜ゆっくり休める、ということです。)たとえ1日が32時間になっても、少し夜更かしをする程度なので、身体も楽なのだそうです。

これで、今日の時差の計算の復習は完璧….ですね。 

cm2君
自分の考え
  飛行機だと時差ぼけするが、船だと時差ぼけしない。これは何故か。人間の体内時計に着目して考えてみた。
  人間の体内時計は25時間周期で、1日1時間のズレは日光を浴びることによって調節していると聞いたことがある。これを元に考えると、人間が体内時計を調節するには「ある程度の時間」もしくは「何らかのきっかけ」が必要なのではないかと予測できる。
  飛行機というのは速い上に密閉された空間であるため、また一気に何時間もの時差を生むためにズレが生じて異常をきたすのではないだろうか。
  余談だが、現地の時間に合わせるため日本で徹夜して朝の飛行機に乗り、現地に着くと夜になので  徹夜した分を寝て調節する…という方法も聞いたことがある。

 ・調べてみて
  時差ぼけの主な原因は、やはり体内時計にあった。脳が混乱して起こる急性睡眠障害の1つと考えられているが、その他の臓器にも特有の時間周期があるため、それぞれ異常をきたす。
  やや専門的だが、日光に関する説明もあった。要約すると、目や膝の裏に光が当たると松果体という部分がメラトニンという物質を出す。そのメラトニンが少なければ活動的に、多ければ眠くなるらしいのだが、これが元の時間と合っていないために起きるのが「時差ぼけ」だという。
2組 某さん
 短時間のうちに2つ以上の時間帯を移動すると、人の睡眠サイクルは狂ってしまう。体内時計は出発した時間のままなのに、到着した場所ではまったく違う時間となることで、脳が混乱し、すぐには現地時間に適応できないから。
 「jet lag」のjetはジェット機、lagはためらう、遅れるの意味…?! ジェット機に乗って短時間で時間帯を移動したことによって、人間の体がその生活リズムの変化についていけなくなるからではないかと思う。
2組 別の某さん
Jet Lagという言葉についての考察
jetはジェット機、lagは遅れ。つまり、ジェット機によって発生する時間の遅れということでいいんだと思います。
ここで、planeではなくjetである、ということから、jet機によってよりはやく移動できるようになったことによるものだ と推測されます。
さて、遅れる、というのは自分の体内時間が遅れていると考えます(現地時間はジェット機になっても変化がないため)
自分の体内時間が遅れている、ということは西から東に飛んだということです。(日付変更線を越えなければ)
[人間の体内時計は24時間よりも長いリズムに対応する傾向があるため、一日が伸びる東から西(例:日本からヨーロッパ)へ 移動した場合、一日が短くなる西から東(例:日本からアメリカ)へ移動する場合に比べ、約20%早く時差ぼけが解消される。」と wikipediaにあるのですが、時差ボケが解消されにくい方向、というのと一致しました。
つまり、jet lag はもともと西から東への移動によるぼけをさす言葉なのではないでしょうか。
1組 Lilyさん
体内時計の狂いによって生じる。

 体の各臓器を適切な時刻に働かせるため、体内時計と言うものが存在する。私達人間は通常、朝になると起きて、一日に3度食事をする。毎日ほぼ同じ時刻に各々の動作をするため、その時刻より少し早めに末梢時計を使って筋肉や臓器などの体内の器官に準備をさせる。神経細胞に記憶されたこの24時間周期のリズムは互いに連絡し合っており、全体として規則正しく強固なものとなっている。

 時差のある地域に飛行機などで短時間で移動すると、現地時間での生活スケジュールと出発地の時刻に合っていた体内時計との間にずれが生じる。このずれに体は直ぐには対応出来ず、到着時に睡眠や覚醒障害など、心身の不調が生じてしまうのである。
表紙へ