富士登山メモ 2001                           

「山の展望と地図のフォーラム」の富士山の広場会議室に書いたものに若干
手を加えたものです。

●概要 写真などはこちら
コース:須走口往復。お鉢巡り。日付:2001年7月30日〜31日。

●コースタイムなど
7月30日
 駐車場出発11:19
 本五合  13:53
 六合   14:51
 七合   16:08 泊・太陽館(一泊二食7500円)
7月31日
 日の出   4:50
 出発    5:32
 本七合   6:21 見晴館
 八合    7:17 江戸屋
 本八合   7:48 江戸屋、富士山ホテル、トモエ館
 八合五勺  8:21 御来光館
 九合    9:08
 山頂    9:57
 大日岳  10:58
 成就岳  11:15
 富士宮口 11:29
 剣ヶ峯  12:09
 久須志岳 13:30
 下山開始 14:20
 七合   15:47 太陽館
 砂走り開始16:02
 砂払五合 16:46
 駐車場着 17:49

●登山(下山)道の様子
・六合の先まで樹林帯を行くのが意外感があるかもしれない。クルマユリをみかけたのは感激。
・七合から先はやはり厳しい。集中力に欠けるとすべってしまうこともある。私は前につんのめってしまい、顎に擦ってしまう(^_^;)。
・登山道と下山道は基本的に分かれているので、すれ違いによる待機などはない。
・下山の砂走り区間は、正味30分もないだろう。ところどころ岩があり、ざくざくと心地よく滑り降りられるところは比較的少ない。私は適当な長さと思った。
・砂払五合から新五合目までの樹林帯の道は評判が悪く(^_^;)、私もやれやれと思ったが、登山道一般からすれば、特にひどいわけではないだろう。
小富士へのハイキングコースがあるが、帰りに寄ろうという気には絶対にならないはずだ。

●宿の様子
・宿泊した太陽館は、食事の良さで定評がある(各種ホームページによる)。 実際に“ハンバーグ定食”とお代わり自由の豚汁はなかなかのものである 
・新五合目の菊屋(宿&お土産屋)をはじめ、他の小屋も、非常に親切。富士山の山小屋は対応が悪い、という先入観は、少なくとも須走口コースに関しては、訂正したい。
・但し、宿の印象は、込み具合による。7月20〜22の3連休の時などは大変な混雑だったようだ。御来光館では、布団1枚に4人という超詰め込みだったという。

●「収穫編」
・夜中に隣の人が「星が見える」と言って起き出したので、つられて外にでたら、天の川が見事だった。100点の星空と言ってよいだろう(満天(^_^;))。
・1時半頃だったと思うが、夜行登山の人達が通っていく。実際に見るのははじめて。そのハイペースにびっくり。自分にはできないなあ。
・剣ヶ峯の三角点の北側の日本最高地点の溶岩(自然物)を撮影。
(このコースの山小屋の良さがわかったのも収穫ではある)。

●「ハプニング編」
・上に書いたように、登山中に滑ってしまい、顎に擦り傷。
・高山病にかかる。山頂までは順調だったが、お鉢巡りの際、荷物を軽くして最初の内ペースを上げてしまったためか、頭痛、吐き気がしてくる。横になって休んでも調子はかわらず。下山開始後ついに吐いてしまう。気分の悪さは、新五合目に着くまで直らず。但し、その後は完全に回復(^_^)。
・日本テレビのスタッフに出会う。その中にズームイン!!朝!のディレクター氏もいたことが後でわかる。8月18,19日放映の24時間テレビでキリマンジャロからの生中継があるそうで、そのトレーニングだったとのこと。
 某都知事の息子の気象予報士も目の前にいた(彼もキリマンジャロに行くそうだ)。
・「クリップオン」(眼鏡に取り付けるサングラスのようなもの)を購入したものの、持っていくのを忘れる(^_^;)。そのためもあって、眼鏡に傷がついてしまう。

●これから登る人へのアドバイス
・高山病:個人差があるので何ともいえないが、“風船方式”が有効である。風船をふくらませることにより、結果として空気を沢山吸い込むことができうからという。私は七合で少々頭が痛い気がしていたので、何回か風船をふくらませた。おかげで、翌朝はすっきり(但し、上に書いたようにその後吐いてしまったので、ふくらませる回数が少なかったのかもしれない(^_^;))。
・登山靴が必要:スニーカーで砂走りを下り、足を痛めたという知人がいるが、論外である。スパッツも絶対絶対に必要である(ショートでよい)。
・防塵対策:砂走りでの砂埃がひどいが、これは基本的に先行者がたてるので、比較的人の少ない時は、特に無くてもよいと思う。但し、細かい埃が立つことは間違いないので、眼鏡に傷がつかない工夫が必要だろう(コンタクトの人も対策が必要と思う)。
・杖・ステッキの功罪:富士山に限らないが、杖・ステッキを持つ人が非常に増えている。私は、折り畳み式の短いステッキを持っていったが、腕を痛めてしまった。短いので、下る際にはあまり使えず(ブレーキとして使うことができない)、役にたったのかどうか疑問である。少なくとも短いステッキは富士山にはふさわしくないように思う。
・ペットボトルはまあ便利:500ミリリットルのを4本持っていった。これだけあれば、買わないでも済む。

・何と言っても日本最高峰であり、登りはひたすら登るだけ、下りはひたすら下るだけの山である。幼児からお年寄りまで実に多くの人が登っているが、決して楽ではない。できれば、夜行登山、日帰り登山は避けて、山小屋に泊まった方がよいだろう。良さが失われるといやなので、あまり宣伝したくないが(^_^;)、須走口コースはお奨めである

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