滋賀県から見る富士山(原稿・工事中)
2011年3月
 滋賀県は、見えるポイントは僅かしかありません。可視マップに表示されるのは、岐阜県境の伊吹山地、三重県境の鈴鹿山脈、そして純粋に県内となると比良山地です。
 伊吹山は、可視マップでは表示され、富士山のほぼ真西にある最遠の山と考えられていました。しかし地形図から読み取った詳細なデータで検討した結果、ダメということがわかりました。恵那山の近くの大川入山の稜線に隠されてしまうのです。ただ、大気差によっては可能性が全くないわけではありません。登るのは難しくない山ですので、もしもそれらしき写真を撮られた方がいらしたら、是非お知らせください。経過については、「伊吹山からの富士山」にまとめてあります。
 鈴鹿山脈では、ロープウエイでも登れる御在所山が有名です。三重県側になりますが、富士見岩展望台というそのものずばりの展望ポイントがあります。見えた時は新聞でも紹介されることがあります。比較的最近の例をご紹介しましょう。
 「御在所岳から見えた富士山を、同町吉沢の宇佐美正徳さんが撮影した。二百二十キロも離れた富士山は、年間二十〜三十日しか見渡せない。御在所ロープウエイによると、気温が高い日は都市部の上空にもやがかかり、晴れていても見にくい。十分な冷え込みがある冬場に見やすいという」(東京新聞2010年12月10日http://bit.ly/hzeGba)。ロープウエーの山上公園駅付近から撮影した明瞭な富士山の写真が掲載されています。ただし、滋賀県側からの写真は、本稿執筆時ではまだ見ていません。
 しかし、鈴鹿山脈の他のピーク(やはり三重県境)の釈迦ヶ岳、鎌ヶ岳、仙ヶ岳などからは見たという報告が幾つかあります。

 比良山地では北端の蛇(じゃ)谷(たに)ヶ峰(みね)(高島市、標高902m)が唯一のポイントです。富士山までは255q。展望の良い山頂ですから富士山も期待したいところですが、目撃証言や証拠写真はありません。カシバードで展望図を作成すると、通常の大気差では残念ながら富士山は表示されません(大気差を1.20とすると、かろうじて剣ヶ峯が現れる(隠されない、と言った方が正確です)といった厳しい状況です)。
福島  茨城 栃木 群馬  埼玉  千葉  東京  神奈川 新潟 富山
山梨 長野  岐阜 静岡  愛知  三重  滋賀  京都  奈良  和歌山
お気づきの点や「注文」があればご連絡ください
表紙