色川富士見峠から富士山までの距離について
2014年10月
富士山が見える最遠望の地点の色川富士見峠から富士山までの距離は322.9qである。
これは、両地点の経緯度をもとに、回転楕円体上の距離として求めたものである。
その前提になる富士山の位置は、最高地点の剣ヶ峯ではなく、火口中央としている。
それは方面毎の遠望地を計算するにあたっての便宜的対応であった。
このことは、▲富士山が見える(富士山から見える)方面別遠望地点 の注の最初に明記している。
1.便宜的に富士山の山頂の中央(火口中央)の値を基準とする。北緯35度21分33秒、東経138度44分03秒、地球を回転楕円体として計算。
(経緯度は日本測地系)
これはこれで一つの考え方であるが、やはり実際に見える地点までの距離を示す方がよいという考え方に妥当性があることも事実である。地図ソフトや地図データの充実により、あまり手間をかけることなく、正確な値を求めることができる時代になったこともあり、次のような方法で対応することにした。

富士山頂にある三角点峰の、剣ヶ峯と白山岳を基準のポイントにする。
そのいずれか遠い方を、富士山までの距離とする。


どちらが見えているかについては、実写およりカシミール3Dにより判断する。
距離の測定は、国土地理院の測量計算サイト距離と方位の計算による。

経緯度の値は、日本測地系を用いているが、世界測地系に変更する。
小数第1位を四捨五入して、323qと表示する。
精度の問題、また他の地点(山)との整合性からこのようにするが、近隣の地点(山)との比較が必要な場合は、小数第1位の値 322.9q を用いる。
なお、丸めた場合(qでの表示)、今まで使用してきた値との変更はない。

山頂の地図
山頂の西側にある剣ヶ峯は、色川富士見峠からは一番近い位置にある。白山岳は見えており、そちらの方が遠い位置にある。
カシミールによるCG
白山岳が左側に見える
カシミールによる剣ヶ峯までの距離 322.6q 
マウスポインタをあてるとそこまでの距離が表示される。それによると322.6qとなる。
国土地理院 距離と方位の計算 による結果は322.5qとなり、こちらを採用する

カシミールによる白山岳までの距離323.1q
国土地理院 距離と方位の計算 による結果も323.1qとなる
火口中央までの距離
国土地理院 距離と方位の計算 による結果も322.9qとなる
再掲
剣ヶ峯まで 322.5q
白山岳まで 323.1q
火口中央まで 322.9q
色川富士見峠−富士山 323q

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