横浜市郊外にある、時刻により外壁の色が変わる家についての考察
2014年8月、9月
まずは以下の4枚の写真をご覧下さい。自宅から富士山方面を撮影したものです。
撮影はいずれも2014年8月31日。時刻はカメラ内蔵の時計によります。従って若干の誤差があります。
(1)5時31分
(2)5時53分
(3)6時34分
(4)7時11分
お気づきのように、富士山の下の家が、(2)では真っ白になっています。実際は(4)に代表されるように、非常に目立つ黄緑色です。
短時間で、外壁を黄緑から白に変えることはできないし、そんな趣味を持っている人もいないでしょう。
理由は、日の出の太陽の光を受けて反射によりこのように見えるのだと思いますが、それにしても、あまりに違いますね。
フェイスブックに載せたところ、次のようなコメントを下さった方があります。以下に転載します(ごく一部変更)。
よく見ると白壁の写真でも左端の一部の壁(3階バルコニー?)だけ黄緑に見えます。この部分だけ他の白く見える壁と平行ではないのだと思います。
http://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/part3/02.html
に よると、正反射光は光源の色が支配的になるようですので、その写真が、ちょうど太陽の正反射光が撮影点に向かう時間帯なのかもしれません(他の時間帯・ 角度は壁での拡散光を見ているため黄緑に見える)。とすると、太陽高度も日々変わるので、日食など以上に、同じ撮影点からは特定の季節・時間しか白く見え ない貴重な写真ではないでしょうか。
最近黄緑に塗り替えたとのことなので(引用者注)、上塗り剤がまだ劣化しておらず光沢があることも理由の一つだと思います。
(注)私は自宅から富士山の「定点撮影」をしています。このお宅は、7月上旬にこの色になっています。
プライバシーに関わりますので、ピンポイントでは示しませんが、おおよその位置関係は次のようになります(グーグルアースなどで確認ができる時代、何がプライバシーだ、という見解もありますが(^_^;))。
(カシミール3Dによる。ピンが自宅)
カシミール3DによるCGと写真を合成。件の家は、261度の方向にあります
(カシミールによるCGには方位角が示されます。この画像では省略しています)
本日の日の出のシミュレーション。やはりカシミール3Dで可能です。
白く見えた5時33分には太陽は約84度の方向にありました。261−84=177。
ほぼ反対側から太陽があたっています。
あとは太陽高度の関係でしょうね。
先のコメントのように、ある条件の下では、反射して白く見えるのでしょう。
上塗り剤の劣化も影響があるとすれば、いつまでこの状態が続くのか、引き続き定点観測をし、見続けていきたいと思います。
追記
9月4日の様子
9月5日の様子
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