日本初? 高速道路からのトンネルダイヤモンド富士
2011年3月28日 東名高速 都夫良野トンネル出口
2011年3月
 数年来の課題であった、東名高速右ルート  都夫良野(つぶらの)トンネル出口でのダイヤモンド富士の撮影に成功しました。
(ウォッちず使用)
 都夫良野トンネルのトンネル富士を撮影できたのが2007年1月27日でした(下の写真)。
 それ以来、何回かここからのトンネル富士を撮影してきました。一方、トンネルからのダイヤモンド富士の撮影も行ってきました。2007年12月25日には、本栖湖そばの中之倉トンネルで、これまたおそらく日本初の撮影を行いました(昇るダイヤ。ここからは山頂にはなりません。斜面からの離陸ダイヤです)(下の写真)。詳しくはこちら参照。
頂上ぴったりのトンネルダイヤが撮れたのは2010年3月21日の新善波トンネルでした(下の写真)。詳しくはこちら参照。
こうなると、究極のダイヤモンド富士、つまり自動車に乗って移動しながらのそれを撮りたくなります。一般道ではなく高速道路をなると、東名の都夫良野トンネルしかありません。カシミール3Dで計算したところ、2010年3月27日が適日となりました。午前中は丹沢方面の山に行き、時間を調整し満を持して、大井松田ICから乗り込みました。ところが、ここからだと右ルートに入れないのです!これはショック。そのことは調べていませんでした。左ルートの都夫良野トンネルからは富士山はほとんど見えないのです。
左ルートの出口より。ほんの僅か稜線が見えているようですが、これではダイヤモンド富士にはなりません。
左ルートの鮎沢パーキングでの斜面ダイヤモンド富士。パーキングは左ルートにしかありませんので、まあこれが撮れただけでも良しとしましょう。今一つ明瞭なダイヤではありませんが、悔しさは残りました。詳しくはこちら参照。
そして1年後の2011年3月28日。富士山周辺には雲があり、厚いものではありませんでしたが、絶好の条件ではありませんでした。
しかも、こういう時に限って、工事で片側車線だけとか、その先で事故処理中などと言う情報も入ってきます。中井パーキングで時間を調整している内に、どうやら影響はなさそうということがわかりました。カシミール3Dのシミュレーションでは17時22分です(下の図)。
トンネルの長さは1650m。出口で17時22分になるには、時速80qで走るとするとすれば何分にここを出れば良いか計算をします。途中の60、65キロポストの時間もあった方が確認になります。約10分前に出ればよい計算でしたが、もしかして事故渋滞があればいけないと思い、15分前に出発しました。しかし順調に流れているので、50〜60qに減速して調整します。新松田付近の絶景ポイント(下の写真)では、山頂付近に雲はあるものの可能性はあります。
いよいよ都夫良野トンネルに入ります。17時21分17秒(時刻はK-5の内蔵時計の時刻。秒単位で合わせることができないので正確性については保証できません)。予定よりわずか遅れていました。
以下、K-5(タムロンAF18-250mm)で高速連写で撮影。この機能が役立ちました。
17時22分22秒。フォトショップで修整。オリジナルは真っ黒です。
17時22分33秒
17時22分34秒
17時22分34秒
17時22分34秒
17時22分34秒 トンネル富士! トンネルのアーチがしっかり入っています。ISO200  1/3200 F8  補正−1
17時22分35秒
17時22分35秒
17時22分35秒 トンネルのアーチがかろうじて残っています。
17時22分40秒  もうトンネルを出ています。
無我夢中。とにかくシャッターを押すだけ。その瞬間のことは覚えていません。恐る恐る確認してみると、やった! 写っていた! 太陽の丸さもでていました(^_^)(^_^)(^_^)。
贅沢を言えばもう30秒ほど遅ければ、山頂に半分沈んだ完全なダイヤモンド富士になったでしょう。ただ、アーチとの関係では右車線(追越車線)がベターなので、そうするとゆっくり走ることはできませんし、見えるのはトンネルを出る直前の瞬間です。あっ、ちょっと早かったと思っても対応ができません。またカシミール3Dによるシミュレーションも、経験上、10秒単位(時には30秒程度)の誤差があります。完璧を期すにはより綿密な計算も必要です。
 何と言っても天気、そして交通事情、さらには当日自分が動けるかどうか、という沢山の要素が絡んできますので、たやすくは実現できません。2回目の挑戦でこれだけの写真が撮れたということを素直に喜びたいと思います。
※ 言うまでもありませんが、この写真は助手席から撮影したものです。そもそも私は免許を持っていません・・・(^_^;)。
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