「ダカーポ」518号(2003年7月16日号)の地図の問題点
(1)16ページにある地図
これは正距方位図法で描いてある。正しい地図である。

(2)27〜28ページにある地図
等距圏が間違い。ミラー図法に、等距圏を重ねているが、このような楕円にはならない。
そもそも、この楕円の「中心」の位置もおかしい。16ページで正しい地図をのせていたのに、どうしたことだろうか。
おそらくここは2ページ使うので収まりのよい円筒図法系統のミラーにしたのだろう。それに、「適当に」等距圏を描いた結果と思う。
さすがに円にするのはおかしいかもしれないと思い、地図が「横長」なので、等距圏も円ではなく楕円にしたのだろう。
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(3)ミラー図法上での等距圏
ジオスタジオで、ミラー図法上に、ピョンヤンを中心に1000km間隔の等距圏を重ねてみた。
(中央経線155度。作図上の縮尺1億8000万分の1)
アラスカを通る線に注目して欲しい。高緯度地方の6000kmの位置は、この図法上ではもっと「遠く」に行ってしまうのである。
世界地図の上で、距離や面積、方位を扱う際は要注意である。