ドイツにおける「ハムスター禁止」とは
2020年4月
(フェイスブックに掲載した内容から)
ミュンヘン在住の知人が、コロナに関するクイズを送ってくれました。そのままご紹介します。
「オーガニックストアに参りましたら、以下のような看板が立っていました。距離を1.5mに保ってください、おひとり様でお買い物を、カードでお支払いください。迅速にお買い物を。マーキングに注意してください。とありますが、何故か、「ハムスター禁止」というのもあります。さて、問題です、これはいったいどういう意味でしょうか?ヒント・買い物にハムスターを連れてくるな、ということではありません。」
写真は歪みを若干修正し、ハムスターの部分を黄色で囲いました。
一部で話題になっているのでご存知の方もあるかもしれません。
■話題を提供してくれた知人の解説です。
必要な量と関係なく、たくさん買い込むことを hamstern と言います。
Hamsterが名詞ですが、hamsternと動詞になっています。また、Hamsterkaufなどという名詞もあります。
これは、ハムスターが食べきれない量の餌を両頬の内側にたくさんため込むという愉快な行動に由来します。
動物のハムスターという名前はスラブ語から由来し、11世紀ころにドイツ語となったこと、またドイツ語のhamsternという言葉は19世紀初頭に出来た口語であることから、動物名前が先で、買いだめの意味が数百年後に出来たと見るのが自然でしょう。
ドイツ大使館のサイト
 ドイツでは有名な話題のようで、ドイツ大使館のサイトにも説明があります。その他検索すると沢山ヒットしますね。
このようなポスター
第二次世界大戦の時に、末期になるまで食料統制を行わなかったドイツで、"買い溜めはやめよう"という啓発のポスターだそうです。
表紙